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9日、朝4時半に車で家を出て、相模原のK氏宅へ、ここでK氏の車に乗り換えて厚木から東名に乗りました。混雑が予想されましたが日曜ということもあり、豊川からのわずかの渋滞で音羽蒲郡ICまでたどり着くことが出来ました。そこから国道1号線で名鉄舞木検査場脇の田んぼへ、パノラマカーの臨時列車を狙いましたが、曇っていたので上り下り列車とも撮影出来てしまいました。そして西尾市内の米津～桜町前に移動しますが、残念ながらパノラマカーは通過した後、仕方なく車を進めて、三河安城駅近くで昼食となりました。そして伊勢湾自動車道、東海環状自動車道を通って富加関インターへ、何かを見ようと考えたのですが、地図に松井屋酒造資料館との表記がありました。行ってみると、観光客とは無縁そうですが、歴史を感じさせる建物、現役の酒蔵なのでした。女将さんの丁寧な説明で、古い酒造り、生活に関する資料をじっくり見ると1時間では足りないほど、失礼ながら予想外の充実で驚きました。そんなことで見学を終わるともう16時前、車を進めて30分ほどで、この日の宿である、｢関観光ホテル｣に入りました。建物は古いのかもしれませんが綺麗にリニューアルされていて、内部は大変綺麗、そして鮎づくしの夕食は上品で味も良く、満足出来ました。さらに20時からは鵜飼の見学、宿の前から船に乗り、まずは説明を聞きます。鵜匠は世襲だそうで、予想外？に若い方でした。鵜匠の乗っている船に併走しますが、照明はかがり火だけなので暗く、感度を上げて何とか撮影に挑戦、30分ほどで終了となり、少し下流で船を下りました。今年は日照が悪くてコケの育ちが悪いそうで、鵜から出てくる鮎は少なめでした。少し下流からバスで宿に戻りました。
10日、朝9時に宿を出てまずは円空記念館へ、しかし月曜休館で仕方なく弥勒寺と円空の墓を見ました。しかしどれが円空の墓か良く分かりませんでした。次は関鍛冶伝承館へ、ボランティアのおじいさんが熱心に説明してくれて、刀を作る工程の多さが良く分かりました。次は近くのフェザーミュージアムへ、フェザーは名前から外国の会社かと思っていたのですが、関を出発点とする、戦前からの歴史を持つ、立派な会社なのでした。ここも展示物は多く、とても1時間では回りきれませんでした。そして関の駅へ、構内に停まっていたディーゼルカーをスナップしますが、よく見ると名鉄の廃止線跡がしっかり残っていました。寂しいことです。13時を過ぎてしまったので昼食と考えたのですが、美味しいと言われた鰻屋さんの昼の営業がもう終わっていて、仕方なく、美濃市に進むことにしました。町中の駐車場に車を停め、うだつの町でそばの昼食をとって、小坂酒造で地酒を買いました。そして車に戻ってから名鉄旧美濃駅へ、保存車両と駅舎を見学しましたが、駅のレールの先が道路になっていて寂しい限り、何とかならなかったかという気持ちが残りました。国道158号を北上して美並インターへ、東海北陸道に乗り、能越自動車道の福岡インターへ、そして北陸線の撮影ポイントを確認して、宮島温泉滝乃荘に18時前に到着、温泉に入り夕食となりましたが、これが充実していてどう見ても値段以上、味も良く量も多くて大満足、楽天にも載っていないのですが、もし載ったら、良い評価が得られるのが確実だと思われます。まあ｢知る人ぞ知る。｣の方が私には助かりますが…。ただし驚くことにau携帯は圏外で、K 氏のdocomoで家に連絡することになりました。そこだけは悲しかったです。
11日、4:40に起きて、福岡～西高岡の道路との立体交差付近へ、田んぼは改修中ですが、何とか撮影は可能の状態でした。しかし天気が悪くてどうにもなりません。でもそんなことなどどうでも良かったのです。台風の影響で、上野発の｢能登｣、｢北陸｣は運休、日本海は東能代でトラブルを起こしたらしく、20分以上待ってもやって来ません。旅館の朝食時間に遅れそうなので、これで切り上げることにしました。成果ゼロ。旅館での朝食後、高速を使って富山西インターへ、そこから一般道を進み、高山本線の千里へ、駅で上り列車、越中八尾よりで下りのキハ58系の列車を狙いました。何とか撮影の後、一般道を走って城端線の二塚～高岡の田んぼへ、11時半過ぎのDE10+コンテナの列車を押さえました。そして高岡市内に移動して、大仏の見学、昼食を済ませて、迷いながらも清都酒蔵を見つけて地酒を買いました。小杉インターに行って高速に乗り、糸魚川インターで降りて頚城大野駅の姫川よりの踏切へ、雨は降っていませんでしたが、日は差しませんでした。16時過ぎに切り上げて、一般道、豊科からは中央道で相模湖インターへ、そしてK氏宅へ、自分の車に乗り換えて、自宅に戻りました。帰宅は22時過ぎでした。
